2019-7-4美の山アジサイ_13.JPG

今年は天候に恵まれました。
ここ一カ月ほど太陽は顔を出しませんでした。
この日の朝だけは天が味方をしてくれました。
朝日はアジサイを射し、モヤも発生してくれました。
アジサイは満開、空は理想的な気象条件と、
撮影の条件はベストでした。
これだけの撮影条件はなかなか揃いません。
ただ、
この日の夕方は山から降りて夕ご飯の準備と
翌日の朝ごはんの買い出しをスパーでしてました。
スーパーの駐車場の車に戻りましたが、秩父の街中が赤く染まってました。 西の方位はもちろん、東の空も、南北もピンクの空でした。
昨日は、下見で同じ時刻に山にいたのに残念でした。
一日ズレていれば赤い夕焼けのアジサイも撮ることが出来ました。

塊感があるアジサイです。
左の下部の隙間感は少しありますが。
アジサイらしいコンモリ感が魅力的でした。
背景もまだモヤが残り、空も未だ柔らかな赤みを帯びてます。
ハーフNDを空にかけ、アジサイにいっぱいまで寄りました。小粒な花房もボリューム感を演出出来ましたし、いい色でピンクのアジサイを表現も出来ました。
もう少し高いカメラ位置から見下ろす視線が理想ですが、
脚立に立ってこれだけの高さです。これが一番高いカメラ位置なのです。

輝度差の境界線が水平線のように直線では無いので、ハーフNDが掛けにく条件です。
わたしは最近ガラス製のハードタイプのハーフND
を使用してます。
ですから、よく見ると右の立木の先端部が黒潰れ気味です。
この部分は掛けてはよくない部分ですが、掛かってしまいます。ソフトタイプのハーフNDでしたら
このようには成り難いのですが。
ハードタイプにおいても、この時はSSが1"ですが3"程でしたら、ハーフNDを細かく
上下させるテクニックで、この黒部分は解消可能です。

赤みが射すこんもりとしたアジサイを見つけました。
連なる斜面のアジサイの群落もまだまだ赤味を帯びてます。
背景の空も美しいモヤ交じりの朝焼けです。
少し望遠側にしてアジサイを引き寄せて撮りました。
よく見ると左の立ち木の上部が黒くつぶれ気味ですが、二段減光のハーフNDが掛かってるからです。

牛転び伝説さん　　こんばんは

ここのアジサイは小ぶりなんです。現場でみた
アジサイよりも大きく表現されたアジサイです。
多くの方々はすでに三脚を畳んでました。
その人達は、直接朝日がアジサイを射さないといけないようです。
ピークを過ぎたやわらかな朝日でもいい色が出るのです。
複眼の眼で、辛抱強くいい色を帯びたアジサイを探すことが大切です。

皆野町のHPでアジサイの開花状況を確認して
出かけました。
ほぼ満開のアジサイです。
平日でしたがアジサイファンで三脚は多く並びました。
ここは少し人気のポジションを外れてますから、
落ち着いてシャッターを切ることが出来ました。

ボンタンさん　こんばんは

昇る朝日は画面からは外れてます。
少し左に移動してカメラも左に振って、朝日の方位
からは外しました。
こちらの方が花の咲きぐわいがいいのです。
幸いに空もまだまだ赤味を帯びてます。
雨でアジサイは濡れてますが、その濡れた描写
が表現されてないのは残念です。