浜に咲く夏の花

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今はもう秋なんですね。
秋の始まりに夏の花です。
7月の末から3日間外房に居ました。
7月31日、8月1日、2日の3日間を早朝の撮影に当てました。
日が昇る1時間前に海岸の岩礁に降り、日の出30分前から
長時間露光です。
フイルムで4分の露光時間。露光時間は4分に固定、絞りを変えながら
一日に4カット。これを3日間繰り返しました。その中から調子のいいポジを一葉
選んで紙焼きの四つ切りしました。絞り込んだエッセンスです。

そんなわけで、早朝だけは忙しいのですが、日中はやることがありませんでした。
夏の海辺の花を求めて外房から内房へ車を転がしました。
そこまで見つけ花が浜木綿です。
撮影地は南房総・富浦町の南無谷の海岸、先の夕暮れの富士と桟橋を撮った同じ
町内の岡本海岸のお隣です。
少し旬は過ぎてましたが、夕方の浜をからめた浜木綿です。
花のピークは7月の半ばでしょう。
秋に夏の花、これもいいのでは。
来年はピークを狙ってみたいと思いながらの撮影でした。

s_shibata

始まりはこのニコン。 いつの時代も価格は大卒の初任給の二倍と言われるニコンの一桁機、 その二代目F2です。 77年発売のF2のフォトミックAの黒いボディーです。 無骨な頭デッカチですが、機械式カメラの頂点です。 愛知・豊橋のカメラ屋で手にいれましたが、当時ニコンはヨドバシカメラには 卸してないと聞いてました。 理由はニコンが一強の時代、ヨドバシが安くうりニコンのブランドイメージを壊す からです。 そんなニコンと共に年を重ねて40年。 さいわいに、わたしもニコンも未だ現役。 これからもニコンで写真のある生活をたのしんでいきたいとおもいます。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2017/2/17記)