作手村(つくでむら)のミツマタ

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長かった連休も終わりです。
三月の末に愛知・奥三河の旧作手村に出かけ『ミツマタの花』を撮ってきました。
近場の神奈川の東丹沢にもミツマタの群落があるのですが、帰省を兼ね奥三河
のミツマタを選びました。
愛知は大きくは東西に三河と尾張に別れます。
三河はさらに東三河、西三河、奥三河と別れますが、一番の僻地が奥三河です。
その奥三河の旧作手村の明け方は、人影よりも鹿の方の数が多い、ナビにも出
ない辺境の撮影地です。
もちろん、スマホも電波が届きません。
ちなみに、わたしは東三河・蒲郡生まれの漁師の息子でした。
そんなわけで、奥三河には多少の地理感はありましたが、明け方に
迷いに迷い撮影地に着きました。
途中鹿と衝突かも、の状況もありました。

よく手入れされた杉林の林床、花は満開とはいかず5～6分咲き。
雨のち晴れのフイルム二本、デジタル撮り放題の二泊三日の
ミツマタの花です。

s_shibata

始まりはこのニコン。 いつの時代も価格は大卒の初任給の二倍と言われるニコンの一桁機、 その二代目F2です。 77年発売のF2のフォトミックAの黒いボディーです。 無骨な頭デッカチですが、機械式カメラの頂点です。 愛知・豊橋のカメラ屋で手にいれましたが、当時ニコンはヨドバシカメラには 卸してないと聞いてました。 理由はニコンが一強の時代、ヨドバシが安くうりニコンのブランドイメージを壊す からです。 そんなニコンと共に年を重ねて40年。 さいわいに、わたしもニコンも未だ現役。 これからもニコンで写真のある生活をたのしんでいきたいとおもいます。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2017/2/17記)