春めく房総半島

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４月になりました。昨日は東京では全国で最初にサクラの満開宣言がありました。
季節は駆け足のような速さですが、三月のわたしは春を求めて房総半島にでかけました。
房総は温暖な土地。
観光では春の花を求めてがセオリーですが、海派のカメラマンとしては海景色に春を求めることに。
その難しい課題をかかえて、ひさしぶりに外房の千倉の海岸へ。ここでは早春の
海藻ヒジキを干潟に見つけ、内房の鋸南町では、アオサの仲間『ボウアオサ』を
引き潮の岩礁に見つけました。
浜辺では淡い肌色の『ハマダイコン』が満開でした。
そんな内房から外房の二泊三日の房総の旅です。

*引き潮の磯にヒジキを刈る人が一人もいませんが、どうもヒジキには禁漁期
があるようで撮影時は未だ解禁前のようでした。
今は解禁になってますから、時間を作り磯に降りてその様子を撮ることもいいと思います。

s_shibata

始まりはこのニコン。 いつの時代も価格は大卒の初任給の二倍と言われるニコンの一桁機、 その二代目F2です。 77年発売のF2のフォトミックAの黒いボディーです。 無骨な頭デッカチですが、機械式カメラの頂点です。 愛知・豊橋のカメラ屋で手にいれましたが、当時ニコンはヨドバシカメラには 卸してないと聞いてました。 理由はニコンが一強の時代、ヨドバシが安くうりニコンのブランドイメージを壊す からです。 そんなニコンと共に年を重ねて40年。 さいわいに、わたしもニコンも未だ現役。 これからもニコンで写真のある生活をたのしんでいきたいとおもいます。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2017/2/17記)